那覇・国際通り沿い三越隣に4月20日、県内外のクリエーターが制作した作品を扱うクリエーターズショップ「Creator’s Lounge ZUK（クリエーターズ　ラウンジ　ズック）」（那覇市牧志2、TEL 098-943-2109）がオープンした。店名は「手づくり・モノづくり・夢づくり」の「づくり」からの造語。

　店舗は3階建てで、床面積は約58坪。店内は白を基調に木の温かみを感じさせるインテリアでまとめ、開放的なエントランスが特徴。「アートを日常に」をコンセプトに、「飾るアート」から「普段使いのアート」までを提案する同店。アパレル、絵、ポストカード、ガラス製品、陶器、アクセサリー、皮製品、小物雑貨など、個性的でさまざまなジャンルのクリエーター約50人の作品をそろえる。

　1階はTシャツを中心にオリジナルジーンズ、タンブラー、皮サンダル、ストラップなどを扱う。2階はガラス、陶器、磁器、漆アクセサリーを中心に、紅型Tシャツなど。3階にはギャラリースペースのほか、ウッドデッキスペースを設ける。

　代表の定蛇武さんは「作品の販売だけでなく、クリエーターに発表の場を提供したい。クリエーターの活動や普及の役に立てれば」とし、「作品の約9割が県内のクリエーターのもので、約1年がかりで若い才能を集めた。落ち着いたら離島のクリエーターを発掘したい」と話す。

　「ZUKのエントリークリエーターになりたいと思ってもらえるようブランドを確立したい。クリエーターの才能と可能性を発掘、全国発信し、クリエーターズラウンジにふさわしい拠点にしていきたい」と意欲をみせる。

　営業時間は10時～22時（土曜・日曜・祝日は9時～22時）。