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那覇・与儀の住宅街に「支那そば店」-主婦目線で料理や内装にこだわり

体のことを考え化学調味料を一切使わず県産食材にこだわった支那そばや特製チキンカレーを提供

体のことを考え化学調味料を一切使わず県産食材にこだわった支那そばや特製チキンカレーを提供

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 那覇・与儀の住宅街に8月28日、支那そば店「支那そば 三角点」(那覇市与儀、TEL 098-911-5529)がオープンした。店名は店舗の角に測量標の三角点の柱石があったことから、「街中にあるのが珍しいと思い、地元の人に知ってほしい」と名付けたという。

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 店舗面積は約21坪。席数は約30席。オレンジを基調にした店内には、カウンター席、テーブル席のほか、座敷も設ける。「住宅街にあるため家族連れや女性1人でも利用できるよう明るい印象にした。主婦の目線で小さな子どもが食べられるようにテーブルやカウンターの高さなどにこだわった」とオーナーの知念知子さん。

 メニューは、「鶏と煮干しやかつお節などの魚介で丁寧にだしを取ったあっさりしたスープに、麺は特注のストレート細麺。体のことを考え、化学調味料を一切使わず県産食材にこだわっている」という2種類の「支那そば」(しょうゆ・塩ベース、各630円)と、野菜の水分とスパイスで作る「特製チキンカレー」(750円)をメーンに提供。

 そのほか、「支那そば(黒・白)と半カレーのセット」(1,000円)、「支那そば(黒・白)とチキンカレーのセット」(1,280円)も用意。トッピングは、チャーシュー(200円)、味卵(70円)、ネギ(70円)、ノリ(100円)、自家製メンマ(100円)なども。

 出店について、知念さんは「当初は沖縄そば店も考えたが、自分が食べたい、子どもにも安心して食べさせられるラーメンが少ないこともあってラーメン店を出すことに決めた」とし、「差別化を図るためにラーメンではなく支那そばにした。今年の3月から、料理人の主人の協力を得て、何度も試作を繰り返し完成させた。母が栄町市場で働いているので母から食材を仕入れている。店の内装や什器は友人の協力があってできた。家族をはじめ友人たちにも感謝している」と話す。

 「今後も体にいいものを提供していきたい。メニューは少ないが自信を持って提供している。一度試してもらえた」とも。

 営業時間は、火曜~土曜=11時30分~14時30分、17時30分~20時30分、日曜=11時30分~17時(売り切れ終了)。月曜定休。

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