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那覇で芸大院生が個展-油彩・ドローイングなど、8メートル超える大作も

雲母(うんも)や胡粉(ごふん)、膠(にかわ)などを取り入れ、さまざまな技法を使いドローイングやリトグラフ、油彩など26点を出品

雲母(うんも)や胡粉(ごふん)、膠(にかわ)などを取り入れ、さまざまな技法を使いドローイングやリトグラフ、油彩など26点を出品

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 沖縄県立芸術大学付属図書館・芸術資料館(那覇市首里当蔵2)常設展示室で12月21日、同大院生の島田智佳子さんの個展「SHIMADA Cicaco second solo exhibition ?NEXT -」が始まった。

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 現在同大学院環境造形専攻2年次に所属する島田さん。在学中より「色彩の青」に関心を持ち、異素材と油彩を融合させ、「自分にしか表現できない作品」を追求してきたという。

 今回、日本画で使う雲母(うんも)や胡粉(ごふん)、膠(にかわ)などを取り入れるなど、さまざまな技法を使いドローイングやリトグラフ、油彩など26点を出品。海や空、雲など自然を題材にした心象作品が並ぶ。中には完成まで4カ月を要した横8.4メートル×縦1.7メートルの大作も。

 「個展の開き方、先輩後輩のつながりなどを求めて、作品の陳列方法やライティング、空間づくりは、学生や院生を集いワークショップ形式で行った」という。

 島田さんは「大学院の集大成で、沖縄で開く最後の個展。次へのステップアップ、次に進むための思いを込めて『NEXT』と名付けた。今回、特に作品コンセプトなどは掲げていないが、作品を見てもらい率直な感想や意見などを聞かせてもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~17時。入場無料。今月26日まで。

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