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那覇の老舗パン店がリニューアル-工場併設、パン・カフェメニューも刷新

リニューアルに伴いメニューも見直し、食パンの中に小豆餡(あん)が入った「あん食パン」などの食パン類、菓子パン類の充実を図り、毎日50~60種を用意する

リニューアルに伴いメニューも見直し、食パンの中に小豆餡(あん)が入った「あん食パン」などの食パン類、菓子パン類の充実を図り、毎日50~60種を用意する

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 那覇・ゆいレール儀保駅近くの老舗パン店「ベーカリーカフェ キンジョー」が3月5日、店舗内に工房を併設し、店名を「金城ベーカリー」(那覇市首里赤平町2、TEL 098-884-2505)に変更するなどしてリニューアルオープした。

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 1952(昭和27)年創業の同店。今回、店内に工場を新たに設け、カフェスペースを縮小するなど店舗の一部リニューアルした。売り場とカフェの面積は約18坪。席数は21席。白い壁と木を基調とする明るい雰囲気の店内は、テーブル席、カウンター席を設ける。

 リニューアルに伴いメニューも見直した。定番のパンは残しながら、サンドイッチなどの調理パン類のメニューを減らし、食パンの中に小豆餡(あん)がらせん状に入った「あん食パン」や、クマの顔をモチーフにした「くまちゃん」(以上263円)などの食パン類、菓子パン類の充実を図り、毎日50~60種を用意する。

 カフェでは、モーニング・ランチタイムに「パン・バイキング」(525円)サービスを新たに提供。7~8種が食べ放題で、コーヒーや紅茶、本日のスープからドリンクが選べる。トースターも用意。これまで提供していたカレーやスパゲティの内容も見直した。

 リニューアルについて、屋宜織絵店長は「南風原町に工場があったが道路拡張工事のため立ち退くことになった。工場を別の場所に移すことも考えたが、店舗に移設することに決め改装した」と話す。

 「いろいろなパンを作っていきたい。パン・バイキングは現在、数が提供しているパンが限られているが、ゆくゆくは全商品が食べられるようにしたい。アレルギー対策のパンも作っていきたい。気軽に相談いただければ」とも。

 営業時間は8時~20時(モーニング=8時~10時、ランチ=11時30分~15時)。日曜定休。

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