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那覇・松山に「黒炭豚焼き」店-宮崎の地頭鶏炭焼きをヒントに開発

3~4センチにぶつ切りにした豚肉を炭火でじっくり焼き、最後に火力を上げて表面を香ばしく一気に焼き上げる「黒炭豚焼き」(1,000円、300グラム)

3~4センチにぶつ切りにした豚肉を炭火でじっくり焼き、最後に火力を上げて表面を香ばしく一気に焼き上げる「黒炭豚焼き」(1,000円、300グラム)

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 パブやスナックなどが立ち並ぶ歓楽街・那覇の松山に3月6日、1日30食限定の「黒炭豚焼き」を提供する「炭火家 炭人(すみんちゅ)」(那覇市松山1、TEL 090-4237-9826)がオープンした。

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 店舗面積は約3坪。濃茶を基調にトタン板をデザインのアクセントにした店舗は、表に面した場所に炭火の焼き台を設置したほか、カウンター席(3席)も設ける。看板やメニュー表、チラシなどはオーナーの山里達智さん自ら手作りした。

 「黒炭豚焼き」は、宮崎県の地頭鶏(じとっこ)炭火焼きにヒントを得て山里さんが開発したもの。3~4センチにぶつ切りにした豚肉を炭火でじっくり焼き、最後に火力を上げて表面を香ばしく一気に焼き上げる。味付けは、塩とガーリックパウダーのみとシンプル。価格は1,000円(300グラム)。テークアウト専門だが、松山・若狭・久茂地地域へのデリバリーにも対応する。

 出店について、山里さんは「10年以上飲食店で働いていたが、何か新しいものを作りたくて独立した。豚肉をこうした形で提供しているところはほかにないと思う」とし、「いろいろな部位を試してみたが、肩肉のBロースにたどり着いた。香ばしさ、肉の弾力や歯触り、味付けなど、完成までに時間がかかり、店のオープンが1カ月延びてしまった」と話す。

 「黒炭豚焼きは、ビールや酒のつまみにぴったり。松山に出店したのはそのため。狙い通りスナックなどから利用いただいている。黒炭豚焼きが定着したら、炭火を使った新しいメニューも開発したい」と意欲を見せる。

 営業時間は22時~翌5時。日曜定休。

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