親と子のコミュニティースペース「てぃ～だの家」（那覇市首里大名町1、TEL 098-835-5735）で6月24日、自然素材の手作り作品を集めた市場「森の小さなおにわいち。」が開催される。

　同スペースは、末吉森に隣接した庭付き一戸建ての恵まれた環境の中に子育て関連のNPOやショップ、オフィスが入居。子ども連れ親子の憩いの場所として活用されている。

　今回のイベントには、一般の主婦から店舗を持つプロのハンドメード作家までさまざまな業種約15組が参加を予定している。布小物、子ども洋食、器、かご、石けん、アロマケア、玩具、蜜ろうキャンドル、ビースアクセサリーなどのさまざまな手作り作品を室内や軒下、庭などを使って展示。天然酵母パンや有機野菜カレーなどのナチュラルフードを提供するほか、庭に設置された石窯で焼く限定60枚の天然酵母ピザも提供する。

　同スペースの主宰者でイベントを企画した張本三香さんは「当初mixiで賛同者を募ったところ多くの反応があり開催に踏み切った。出店者募集を締め切った後も出店希望者からの問い合わせが続いている」とした上で、「ロハスな市を目指している。マイバック、マイ箸、マイスプーン、マイカップ、マイ皿を持って、ピクニック気分で来てほしい」と話している。

　「一つ一つ大切に作られる手作りのモノには人と人をつなぎ、ちょっとした幸せを行き来させる力がある。子供たちの未来のために世界平和を願う気持ちはあるが大きなことはできないのが現状。手作りのモノを通して、身近なところから小さな幸せの連鎖で平和を作っていきたい」（張本さん）とも。

開催時間は11時～15時ごろ。入場無料。雨天の場合は7月8日に延期。

森の小さなおにわいち。・ブログ子育ち親育ち“てぃ～だの家”の仲間たち