那覇・開南本通りに「沖縄そば」店-沖縄そば好き高じて2人で出店

「自分たちの好みの味の沖縄そばを毎日でも食べたい」と店を出店したという(写真=店内)

「自分たちの好みの味の沖縄そばを毎日でも食べたい」と店を出店したという(写真=店内)

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 那覇・開南本通り沿いに3月3日、沖縄そば店「沖縄そば凸凹(でこぼこ)」(那覇市樋川2、TEL 090-8628-8461)がオープンした。店名は、2人のオーナー大城さんと砂川さんの身長差をそのままを表したという。

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 店舗面積は約9坪、席数は10席。内装作業などをオーナー自ら行ったという店内は、カウンター席とテーブル席のシンプルな作りで、壁には「沖縄そばを極めたい」との思いを込めた「沖縄そば極道」の手書き看板を掲げる。

 メニューは、沖縄そばがメーンで、器からあふれんばかりの三枚肉が乗った「三枚肉そば」(600円)をはじめ、ゆしどうふ(寄せ豆腐)そば、なんこつそば(ともに550円)、じゅーしー(沖縄風炊き込みご飯、150円)のほか、ぜんざい(300円)なども提供する。数量限定で肉野菜そば、野菜ちゃんぷるー(ともに600円)、煮付け(650円)も用意。

 豚骨ベースのスープは「あっさりでしっかりした味わい」をコンセプトに、かつお節は風味程度に加えているという。大城さんは「昔おばあが作ってくれた沖縄そばの味に近いかも知れない」と話す。麺にもこだわり、製麺所に特別に作らせているオリジナルレシピの細麺を使っている。元々沖縄そば作りの経験があったという砂川さんは「何度も作り直してもらい、どうにか2人の好きな麺が完成した」と、自信をのぞかせる。

 出店について大城さんは「2人とも沖縄そばが大好きで、週5回も沖縄そばの食べ歩きをしていた。いろいろな店で食べていると、どれもおいしいんだけれど、自分たちの好みの味とは少し違う。それなら自分たちが店を持てば、2人がおいしいと思える沖縄そばが毎日食べられるのではないかと話していた」という。砂川さんは「食べ歩きで月1万円も使っていたが、それを家賃などに回して給料から出せる範囲内で何とかできないかと思って、たまたま入った不動産屋に紹介してもらったのがこの物件。2人とも一目見るなり気に入り思わず『ここに決めます』と言ってしまった。その後は、調理器具の調達から内装工事、メニュー決めなど2週間足らずで仕上げて開店にこぎ着けた」という。

 「2人にはおいしい沖縄そばだが、ほかの人はどうか分からない。ぜひ2人で作った沖縄そばの味を確かめてほしい」(大城さん)とも。

営業時間は11時~18時(土曜は17時まで、日曜は15時まで)。

ロードTOそば屋(そば屋始まっちゃいました)

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