日本プロバスケットボールリーグと沖縄バスケットボール(那覇市字小禄、TEL 098-858-8186)は1月27日、宜野湾市立体育館で「bjリーグ2006-2007オールスター」を開催する。同様のイベントは国内で初めて。
bjリーグ(Basketball Japan League)は、2005年11月5日に開幕した日本初のプロバスケットボールリーグで、現在8チームが参加。沖縄バスケットボールが運営する「琉球キングス」が来シーズン(2007年11月~2008年4月)より同リーグへの参入が決定しているため、沖縄のバスケットボールファンに「いち早くその醍醐味を味わってもらおう」と、今回のオールスターゲームが実現したという。
ゲームはEASTチーム(仙台、新潟、富山、埼玉)、WESTチーム(東京、大阪、高松、大分)の対抗戦。各チームのメンバーは、ファン投票選出の5人と、主催者推薦5名の計10名で戦われる。試合に先立ち「スリーポイントコンテスト」や「スラムダンクコンテスト」なども行う。ミュージシャンのアルベルトによる国歌斉唱、ハーフタイムにはボーカルデュオのD-51が出演するほか、西原高校マーチングバンド部による106人体制のマーチングも披露される。
また、ファン投票で7,472票を獲得した県出身の呉屋貴教選手(富山グラウジーズ)が、EASTチームのポイントガードとして出場する。呉屋選手は身長188センチ。コザ中、北中城高校、日大卒。今季、ドラフト1位で富山グラウジーズに入団。今シーズンは全20試合に先発出場し190得点を挙げている(1月14日現在)。
沖縄バスケットボールの木村達郎社長は「全国から有名選手が沖縄に集結しプロのプレーを披露する。2メートルを超える大男たちによるダイナミックで華麗なプレーやスピード、テクニックなどを間近で存分に楽しんでほしい」と話している。
開場=13時30分、開会式=14時30分、ゲーム開始は16時から。チケットは大人(高校以上)コートサイドSS指定席=15,000円、コートサイドS指定席=10,000円ほか。