写真コンペ上位常連校で立木義浩さんの写真展-初公開22点展示

作品は「桜」をテーマに、3年前より立木さんが撮りためていたもので、今回の写真展のために新たに撮影したものを含め一般公開は初めて

作品は「桜」をテーマに、3年前より立木さんが撮りためていたもので、今回の写真展のために新たに撮影したものを含め一般公開は初めて

  • 0

  •  

 沖縄県立真和志高校(那覇市真地)有心館で3月24日より、写真展「真和志高校インターメディア部プレゼンツ 立木義浩写真展『花巡り』」が行われている。

[広告]

 同展では、桜をテーマにしたモノクロ作品22点を展示する。立木さんが3年ほど前から東京近郊の桜を撮りためていたもので、今回の写真展のために新たに撮影したものも含め、一般公開は初めてのものばかり。作品は生徒たちが展示しやすいようにと通常より小さく紙焼きしたほか、展示スペースに余裕があることから、さらに大作2点も送られてきたという。展示に際し、パネルボードの制作から会場作りや看板作り、作品の搬入や展示作業など、すべて部員たちで話し合い、協力して仕上げた。

 同部は、2006年、2007年に「写真甲子園」での連続優勝や「よみうり写真大賞高校部門」で常に上位に入選する常連校で、立木さんは両賞の審査委員を務める関係から写真展が実現した。同部顧問の新里義和教諭は「立木さんの作品を間近で見たいという生徒たちの思いと、沖縄で立木さんの作品を観賞できる機会がないことなどを立木さんに分かってもらい、快く作品を貸していただいた」とし、「送られてきた立木さんの生の作品を初めて見た生徒から『わぁー』と感動の声が上がった」と話す。

 「立木さんの偉大さを改めて感じている。立木さんの生徒に対する思いが作品に表れていると思う。生徒たちに『この作品から学びなさい』といっているようで、生徒たちはどのように受け止めて、感じているのか。一人でも多くの人にぜひ見てもらえたら」(新里教諭)と来場を呼びかける。

 開催時間は9時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。4月7日まで。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース