那覇・具志に「カフェギャラリー」-作品販売手数料で店舗運営目指す

店舗面積は100坪で、ピアノが置かれたステージのほか、中庭には滝が流れ、菜園も設ける

店舗面積は100坪で、ピアノが置かれたステージのほか、中庭には滝が流れ、菜園も設ける

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 那覇・具志の住宅街に4月4日、「カフェギャラリー ベジーツ」(那覇市具志3、TEL 098-859-2229)がプレオープンした。プレオープン記念として同日より、写真と絵画のグループ展「海響展」を行っている。グランドオープンは今月10日を予定。

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 店舗面積は約100坪で、席数は80席。アイボリーの壁に、床は濃い茶色のフローリング、天井は薄いグリーンに施された店内には、テーブルやいす、本棚などをゆったりと配置した。そのほか約15畳の個室、ステージも設け、ピアノも置く。中庭にはテラスや滝を設けたほか小さな菜園も。

 同店マネジャーの清水涼子さんは「大人の人にアートを楽しみながら、ゆったりとくつろげるスペースを提供するのが店のコンセプト。ジャンルにこだわらずいろいろな人に多目的に利用でけるようにした」と話す。「水の音が聴ける空間にしたくて滝を新たに設けた。菜園では今後、野菜やハーブなどを栽培し提供したい」とも。

 同店は空間使用料を支払うスタイルで、券売機でチケット(1,000円)を購入する。「毎日、店で焼き上げている」という自家製パン3種、ケーキや焼き菓子2種、サラダ、スープをはじめ、コーヒー、紅茶、ジュースなどのドリンク類を提供。「アートを楽しんだり、雑誌を読んだり、飲み物や軽食などをフリーなので、時間を気にせず楽しんでもらえたら」と清水さん。

 グループ展では、著名な水中写真・家吉嶺全二(故人)をはじめ、写真家の案納昭則さん、今泉真也さん、小菅陽子さん、豊川利世子さん、柳利一さん、横井謙典さんのほか、画家・柳美紗貴さんなど、沖縄の海をテーマにした作品約50点を展示販売する。清水さんは「ギャラリーを主体に、作品販売による手数料で店舗を運営していきたいと考えている。今後、絵画や写真など形にとらわれないアートを展示販売していくので、気軽に来店してもらえたら」と話す。

 営業時間は10時~21時。グループ展は5月12日まで。

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