那覇・首里桃原町に県内初「ビーガン」料理店-ダイエットきっかけに出店へ

野菜、大豆、穀物、海草、果物などを使った、ハンバーグやカレーライス、スパゲティ、コロッケ、ピザ、パンケーキ、アイスクリーム、チーズ、沖縄そばなど、和洋風にアレンジしたビーガン料理を提供する

野菜、大豆、穀物、海草、果物などを使った、ハンバーグやカレーライス、スパゲティ、コロッケ、ピザ、パンケーキ、アイスクリーム、チーズ、沖縄そばなど、和洋風にアレンジしたビーガン料理を提供する

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 那覇・儀保大通り沿いに4月6日、沖縄で初めてのビーガン料理店「Vegan Cafe GranMa(ビーガン・カフェ・グランマ)」(那覇市首里桃原町2、TEL 098-861-5931)がオープンした。

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 ビーガンは、野菜、果物、きのこ類、海藻類、穀物類のみを食べ、動物の肉や卵、牛乳、乳製品、はちみつなどを一切食べない食スタイルの人や料理を指す。「マクロビオティックの店があるが、県内でビーガン料理専門店は初めてでは」(オーナーの池田京子さん)という。

 住居の一部を改装した同店の店舗面積は約10坪で、席数は12席。床の間に掛け軸が飾られた畳敷きの純和風の店内は、6畳と4.5畳の和室を設けたほか、カウンター席や弁当販売用の窓も設ける。

 メニューは、野菜、大豆、穀物、海草、果物などを使った、ハンバーグやカレーライス、スパゲティ、コロッケ、ピザ、パンケーキ、アイスクリーム、チーズ、沖縄そばなど、和洋風にアレンジしたビーガン料理を提供する。食材にもこだわり県産無農薬や有機栽培の野菜や果物、穀物を使うほか、ご飯は16種の雑穀が入った麦ご飯を用意。現在、日替わり弁当3種(350円~650円)のほか、サンドイッチやおにぎりなどの朝食メニュー、スペシャルランチ(1,500円、5~6品、デザート付き)も販売する。

 池田さんは「実家の宮古島からも野菜などを送ってもらっている。それらを使い独自で作っただしやソースをもとに、工夫しながらさまざまな料理を作っている。栄養バランスを第一に考え、太らない料理を目指している」とも。

 出店について、池田さんは「3年ほど前にダイエットを始めたのがきっかけで、食に対して考えるようになった。自分なりに健康にいい弁当を作るようになり、友人や知り合いへ販売するうちに、遂に店を出すことになった」とし、「お通じがよくなったという人も多い。ぜひ一度試してもらえたら」とも。

 営業時間は、弁当販売=7時~14時、朝食=7時~10時、ランチ(要予約)=11時~14時。土曜・日曜・祝日定休。マイバッグ、マイはし持参客には、弁当を各30円引きで販売する。

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