沖縄県立博物館・美術館で「紙ワザ」展-クリエーター16組が参加

グラフィックデザイナーやイラストレーター、編集者、アパレルブランドなどのクリエイターが、さまざまな紙を使い作品に表現する

グラフィックデザイナーやイラストレーター、編集者、アパレルブランドなどのクリエイターが、さまざまな紙を使い作品に表現する

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 沖縄県立博物館・美術館(那覇市おもろまち3、TEL 098-941-8200)県民ギャラリーで4月28日、沖縄では初開催となる紙ワザの祭典「KAMI・GAKARI」が始まった。

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 主催は紙業などを手がける「福山商事」(浦添市牧港)で、紙の専門商社「竹尾」(東京都千代田区)の協力の下、紙の可能性を探る企画展として開く。グラフィックデザイナーやイラストレーター、編集者などさまざまな分野で活躍するクリエーターが「見る・触れる・感じる」をテーマにオリジナル作品を展示する。

 3つの展示室では、紙で製作したウエデイングドレスや文房具、さまざまな材質の紙をモチーフに個性豊かなオブジェなど作家の工夫が施された作品が並ぶ。参加するのは、グラフィックデザイナー本庄正巳さん、イラストレーターpokke104さん、イラストレーターMIREIさん、アパレルブランドYOKANGなどのほか、5月2日にDJテイ・トウワさんをスペシャル・ゲストに迎え開くカルチャーパーティー「SHARE PAPER FUN」を企画したウラサキさんなど、県内で活躍する16組のクリエーター。

 同イベントを企画・運営し、自らも作品を出展している「Cloud City」のアートディレクター・シモジマサキさんは「身近に存在する紙を、それぞれの作家がどのように表現するのか興味があった。このイベントを通して紙が持つ新しい可能性を知ってもらいたい」と話す。「ネットの時代とも言われるが、紙は今後もなくなることはない。今の時代に合った新しい紙のスタイルがあると思う。このイベントが、企業へのアピールの場となればうれしい」とも。

 開催時間は9時~18時(金曜・土曜は20時まで)。入場無料。5月6日まで。親子で楽しめるワークショップ「どうぶつクラフトのテーブルコーディネイト」(5日14時~)、印刷工程などを紹介する「上映会」(4日・5日10時~)も予定。

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