那覇で「クラシックカメラで撮った写真展」-1930年製ライカ撮影作品も

ライカII(1930年)やライカIII(1933年)、二眼レフのヤシカD(1955年)、レチナIA(1951年)などで撮影したモノクロ、カラー作品35点を展示する

ライカII(1930年)やライカIII(1933年)、二眼レフのヤシカD(1955年)、レチナIA(1951年)などで撮影したモノクロ、カラー作品35点を展示する

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 那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で6月2日より、写真展「クラシックカメラで撮った写真展」が行われている。主催は「クラシックカメラクラブ」(カメラのたかちよ内、鏡原2、TEL 098-857-4653)で、今年で9回目。

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 同クラブでは、電池を使わず、1970年代以前に発売されたものをクラシックカメラとして定義し、撮影を楽しんでいる。会員は20~70代と幅広く、現在の会員数は9人。

 会場には、ライカII(1930年)やライカIII(1933年)、二眼レフのヤシカD(1955年)、レチナIA(1951年)、アサヒペンタックスS2(1959年)、キヤノンFD(1959年)、ハーフサイズカメラのフジカミニ(1964年)、オリンパスペン(1965年)などで撮影した35点を展示する。那覇近郊を撮影した作品は、四つ切りワイドでモノクロ、カラー作品も。各作品には、撮影で使ったカメラの本体写真と機種名も添える。

 同クラブの佐久川政和会長は「古いカメラはそれぞれにレンズの特性があり、それが作品に独特の味わいを与えてくれる」とし、「会員の中にはレンズにカビがはえたカメラを使っている人がいる。オーバーホールを何度も勧めているが、そのカメラで撮った写真の仕上がりが好きだからといって譲らない(笑い)」と話す。「『古いカメラでとてもきれいに撮れていて驚いた』という見学者もいた。この写真展を通じてクラシックカメラの独特の味わいを感じてもらえたら」とも。

 開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月7日まで。同クラブでは会員の募集も行っている。

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