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那覇・栄町市場で「ごみ分別ナイト」-アート系NPOが企画

「日本一ごみ分別の種類が多い」といわれる熊本県水俣市の分別方法で実際に分別するほか、ごみを使った新しい提案、水俣の銘酒や料理で交流会も行う

「日本一ごみ分別の種類が多い」といわれる熊本県水俣市の分別方法で実際に分別するほか、ごみを使った新しい提案、水俣の銘酒や料理で交流会も行う

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 アート系NPO法人前島アートセンター(那覇市安里、TEL 098-885-9371)は「世界環境デー」の6月5日、那覇・栄町市場で「ごみ分別」を通して環境を考えるイベント「トランスアカデミー2010 Vol.002ごみ分別ナイト」を開く。

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 同イベントは、栄町市場から出た事業ごみを、22種のごみ分別収集基準を設け「日本一ごみ分別の種類が多い」といわれる熊本県水俣市の分別方法で実際に分別することで、捨てるものと残すものの境界や分別の意味、エコ、環境問題などを考えるもの。

 当日は栄町市場で出たごみの仕分けのほか、野菜などの生ごみを利用した染め物や事業ごみからアート作品を生み出すパフォーマンスなど、ごみの新しい活用法も提案する予定。そのほか、水俣にちなんだ銘酒や名産のサラダ玉ネギを使った料理を用意(有料)し、参加者の交流を図る。

 企画した同NPO事務局の宮原一郎さんは「トランスアカデミーは、アート系以外のイベントの総称。ごみを細かく仕分けすることで、何か見えてくることがあると思う。そのきっかけになれば」とし、「ごみ問題や環境問題に興味がある人、面白そうだと思った人、前島アートセンターの活動に興味がある人など、気軽に参加してほしい」と呼びかける。

 開催時間は19時~21時。参加無料。汚れてもいい服装で軍手などを持参する。

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