沖縄で初めてワンマン代行サービスを提供する「運転代行ドットコム」（那覇市松山1、TEL 098-988-8515）が6月3日、営業を本格的に開始する。

　運転手1人で車両を目的地まで送り届ける「ワンマン代行」（予約制、30分ごとに1,000円）を沖縄で初めて導入。マイカーでの通勤や通院、学習塾の送迎、回収など、臨時運転や送迎ドライバーとして幅広い利用に対応する。

　飲酒運転代行では、従来の従量料金に加え20キロを超えると定額料金（4,200円、サービスエリア内）となる「二段定額ゴールド代行」を採用。そのほか、バッテリーあがりやパンク修理などに対応する「簡易ロードサービス」、那覇新都心車両基地での「車両無料預かり」（サービス利用者に限る）、レンタカー回送などの観光者向けの運転代行サービスなども導入。

　同社の寺澤誠二社長は「やり方次第では運転代行はまだ需要が見込めると考えている。これまでの運転代行のイメージを覆したいという思いもあった。運転代行もホテルや飲食店と同じようにサービス業としてとらえており、そのため法人化した。接客マナーや安全運行を指導し制服を採用するなど意識統一を図った。安全のため整備士も雇用した」と話す。

　「お客さまの使い勝手を考え、独自の運行管理システムを導入し、携帯サイトから簡単に予約できたり、到着時間の確認できるようにした。車や運転に関することは何でも相談いただけたら」とも。

　受付時間は11時～翌5時。オープン記念として6月3日のみ、既会員および会員入会で利用料金を無料にする。