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「沖縄県産本フェア」-奄美~八重山の出版社22社が1,500点を展示販売

初の試みとして「沖縄本のスーパースターたち」と題し、沖縄に関する優れた著書を残した10人を取り上げパネルで紹介し著書も陳列する

初の試みとして「沖縄本のスーパースターたち」と題し、沖縄に関する優れた著書を残した10人を取り上げパネルで紹介し著書も陳列する

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 リウボウブックセンター「リブロ」(那覇市久茂地1、TEL 098-867-1725)で9月18日、「沖縄県産本フェア」が始まった。主催は、沖縄県内の出版社、ライター、書店、取次店などでつくる沖縄県産本ネットワーク(事務局=TEL 098-835-2777)。今年で12回目。沖縄本島中部の大城書店石川店(うるま市)でも同時開催する。

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 フェアでは、奄美から八重山にかけての出版社22社が参加し、1,500点の本を展示販売。歴史、戦争、政治、経済、研究書、料理、動植物、郷土史、写真集、観光、エッセー、絵本など多彩なジャンルの書籍が並ぶ。そのほか、春の選抜高等学校野球大会と夏の全国高等学校野球選手権大会の連覇を果たした興南高校や「美ら島沖縄総体2010」の写真グラフなども。

 初の試みとして「沖縄本のスーパースターたち」と題し、沖縄に関する優れた著書を残した10人(古波蔵保好、仲宗根政善、仲松弥秀、多和田真淳、宮良長包、牧港篤三、山田實、儀間比呂志、船越義彰、福地〓昭)をパネルで紹介し著書も陳列する。出品書籍の全タイトルや著者名、定価を掲載した出品目録や「増補版 戦後県産本のあゆみ」を無料配布する。関連イベントとして、古波蔵保好さんのエッセー「料理沖縄物語」を基に三線の調べにのせてつづる朗読コンサートも開催する。(〓=日編に廣)。

 同ネットワークのスタッフで出版社ボーダーインク(与儀)の新城和博さんは「今回はスペースをゆったり取り見やすく陳列した。昨年好評だったこともありうるま市でも同時開催する」とし、「若い読者にぜひ知ってもらいたいと思い、『沖縄本のスーパースターたち』を企画した。沖縄本の新たな魅力に触れてもらえれば」と来場を呼びかける。

 リブロでの開催時間は10時30分~19時30分。入場無料。10月5日まで。朗読コンサートは、リウボウホールで10月2日18時より開催。料金は、大人=2,000円、高校生以下=1,000円。

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