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那覇で「あけもどろ総合文化祭」-書道や生活美術会員が日頃の成果を発表

書道部門では会員103人がそれぞれ1点、計103作品を出展し、生活美術部門では琉球人形をはじめ、押し花、和紙ちぎり絵、琉球手まりなど約100人の会員が 200点以上の作品を展示する

書道部門では会員103人がそれぞれ1点、計103作品を出展し、生活美術部門では琉球人形をはじめ、押し花、和紙ちぎり絵、琉球手まりなど約100人の会員が 200点以上の作品を展示する

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 那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で3月8日、日頃の文化活動の成果を発表する合同展「あけもどろ総合文化祭 書道・人形・和紙ちぎり絵・押し花・琉球手まり展」が行われている。主催は那覇市文化協会で、今回で19回目。

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 同イベントは、音楽、日本舞踊、新舞踊、歌謡、民踊、大正琴、八重山芸能、ハワイアンカルチャー、茶道、社交ダンス、美術工芸、写真、フラワーデザイン、詩吟、書道、生活美術(人形、和紙ちぎり絵、押し花、琉球手まり)、華道、邦楽、演劇、琉球民謡芸能、古典芸能など20部会の会員が日頃の活動成果を発表する場。今回、2月11日の音楽(ピアノ部門)の発表会を皮切りに、3月31日までの約50日間、同館をはじめパレット市民劇場や那覇市民会館を中心に部門ごとにイベントを開催。約2,000人が参加するという。

 書道部門では、会員103人がそれぞれ1点、計103作品を出展。草書、行書、篆書(てんしょ)、隷書(れいしょ)などさまざまな書体を用い、掛け軸、和額などの表具にも意匠を施した多彩な作品が並ぶ。生活美術部門では、琉球人形をはじめ、さまざまな花を用い仕上げた押し花、風景などを描いた和紙ちぎり絵、昨年から展示が始まった琉球手まりなど、約100人の会員が 200点以上の作品を展示する。

 書道部会会長の濱元紅雲さんは「しなやかな作品、力強い作品と会員それぞれが好きな書体で楽しく書き上げている。書道は難しいと思わず、『もし作品がもらえるとしたら、どれがいいか』という発想も楽しいと思うので、気軽に見てもらえたら」と話す。

 生活美術部会会長の岸本秋子さんは「80代の会員が作品作りを続けていてその姿は励みになる。会に参加することで皆さんはつらつとしている。皆さんも作品作りに興味を持ってもらえたら」とも。

 開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月13日まで。

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