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沖縄各地でイベント中止相次ぐ-チャリティーイベントに変更する企画も

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 3月11日に発生した東日本大震災の影響を受け、沖縄各地でもイベントの中止が相次いでいるが、一部自主開催やチャリティー公演に変更し開催する動きが出ている。

 沖縄関連のイベント情報を収集・発信する「NPO沖縄イベント情報ネットワーク」によると、18日・19日に那覇・国際通り周辺や沖縄市ミュージックタウン周辺(沖縄)で予定されていた「沖縄国際アジア音楽祭 musix 2011」、19日・20日「桜坂・骨董あなろぐ市」(希望ヶ丘公園、牧志3)、20日「Meet the Music.11」(ナムラホール、松山1)、エフエム沖縄生放送19日・20日歌舞劇「首里城物語」(国立劇場おきなわ、浦添市)が中止に。26日沖縄県立博物館・博物館美術館での「昼下がりの夜会パート2」は7月30日に延期となった。

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 チャリティーイベントの動きとして、19日那覇・国際通り沿いの「高良レコード店」(牧志3)店頭でチャリティー・ストリートライブが開かれるほか、19・20日に読谷市で開催予定だったイベントは「東北関東大震災被災者支援イベント~広げよう支援の輪、つなげよう結の心~ちむドン×2!フェスタinむら咲むら」として20日のみ開催する。

 19日~21日に「道の駅いとまん」(糸満市)で支援ライブやチャリティー手作り市、フリーマーケットや海ブドウ販売など、大規模なチャリティーイベントの開催も予定されている。各イベントでは募金箱を設置するほか、収益の一部を寄付するなど復興支援を幅広く呼びかける。

 同ネットワークの萩野一政さんは「沖縄には『ぬちぬぐすーじさびら(命のお祝いをしましょう)』という言葉がある。これは終戦直後、小那覇舞天氏と照屋林助氏が沖縄戦で打ちひしがれた人々の家々を回り、『命が助かったことをお祝いし、亡くなった方のためにも元気を出しましょう』と、歌や笑いで元気付けた。チャリティーイベントが同時多発的に行われるのを見ていると、『ぬちぬぐすーじさびら』が沖縄の人々の中に息づいていることを感じる」と話す。続けて「吉本興業が阪神淡路大震災で『笑い』を自粛してしまったことの反省から『不謹慎』と言われることを覚悟の上で、沖縄国際映画祭の開催を決断した。ここにも『ぬちぬぐすーじさびら』の精神を感じた。イベントの開催や中止などの情報は流動的なので確認の上足を運んでほしい」とも。

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