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那覇・泊の住宅街に「沖縄天ぷら店」-子育て終えた主婦が開業

「サーターアンダギー」をはじめ、「イカ」「野菜」「サカナ」(以上50円)、「揚げ豆腐」(130円)や「モズク」(50円)、「豚天」(100円)なども用意

「サーターアンダギー」をはじめ、「イカ」「野菜」「サカナ」(以上50円)、「揚げ豆腐」(130円)や「モズク」(50円)、「豚天」(100円)なども用意

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 那覇・泊の住宅街に7月20日、沖縄天ぷら店「てんぷらや~とぐち」(那覇市泊1、TEL 098-861-2698)がオープンした。

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 住居の一部を改装した店舗の面積は約2坪。道路に面した壁に小さな販売用窓口を設ける。メニュー表や木の看板を設置したほか、黄色の「てんぷら」ののぼりも。

 沖縄天ぷらは、衣が厚く塩で味付けしたものがポピュラーで、おやつ感覚で食べるが、「うちの天ぷらは通常より衣が薄く、冷めても脂っこくないのが特徴」とオーナーの渡久地敏江さん。

 現在、「サーターアンダギー」「イカ」「野菜」「サカナ」(以上50円)、日替わりとして「揚げ豆腐」(130円)や「モズク」(50円)、「豚天」(100円)、「ゴーヤー」「ヨモギ」「アーサ」「魚肉ソーセージ」「ゴボウ」(以上50円)などを販売している。

 出店について、渡久地さんは「昨年の今ごろ、弟が冗談口調で『姉さんが作る天ぷらはおいしいから、店でも出したら』と言ったのがきっかけ。当時、子育ても終わり仕事にも出ようかと考えていたが、自分が楽しみながら自由にできるものをと思い天ぷら店の開業に踏み切った。弟の冗談が現実になった。近所の人も驚いている」と笑顔で話す。

 「豆腐や旬の食材にはこだわっているが、作り方や使用している材料は普通のもの。主婦としての長年の経験で作っている。私の味付けを気に入ってもらえたらうれしい。皆さんの意見を聞きながらやっていきたい。今後、椅子やテーブルを置くスペースを設け、お客さまとおしゃべりしたりできる、地域の憩いの場を目指したい」とも。

 営業時間は11時~17時(売り切れ次第終了)。木曜定休。

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