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那覇市民ギャラリーで「沖縄平和美術展」-表現方法さまざまに

絵画作品をはじめ、立体、イラスト、ちぎり絵、陶器、バードカービング、キルト作品、ガラスアート、写真など約230点が並ぶ

絵画作品をはじめ、立体、イラスト、ちぎり絵、陶器、バードカービング、キルト作品、ガラスアート、写真など約230点が並ぶ

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 那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-1191)で7月10日、「沖縄平和美術展」が始まった。

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開催は30回目。「核も基地もないみどりの沖縄を!」をテーマに、自由出品、無審査、無賞のアンデパンダン展方式を貫き、毎年1回開催している。

 展示作品は、油絵や水彩画などの絵画作品をはじめ、立体、イラスト、ちぎり絵、陶器、バードカービング、キルト作品、掛け軸、ガラスアート、人形、写真などと幅広いのが特徴で、作品約230点を並べる。それぞれが平和や命の尊さ、家族愛、基地問題、戦争の悲惨さなどの思いを作品に込めた。

 30周年を記念して、徳島平和美術展や栃木平和美術展、埼玉平和美術展、美術家平和会議など、県外からの作品40点も展示。

 実行委員長の安里盛昭さんは「平和で自由だからこそ、創作・文化活動ができ、さまざまに表現できることをあらためて感じてほしい。参加することに意義があり、こうした人たちの持つ思いやパワーを信じたい。こうした芸術活動が平和運動につながってくれたら」と話す。

 開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月15日まで。ギャラリートーク「アートと平和~沖縄平和美術展30年の歩みを通して考える~」(14日14時~)も予定。

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