見る・遊ぶ

那覇・県民ギャラリーで「沖縄旺玄会小品展」-会員12人が30点出品

月桃や自然の風景を描いた油絵作品をはじめ、基地問題に焦点を当てた抽象作品、写真をコラージュした作品、立体作品も並ぶ

月桃や自然の風景を描いた油絵作品をはじめ、基地問題に焦点を当てた抽象作品、写真をコラージュした作品、立体作品も並ぶ

  • 0

  •  

 沖縄県立博物館・美術館(那覇市おもろまち3)県民ギャラリーで8月21日、美術団体・沖縄旺玄会による「沖縄旺玄会小品展」が始まった。今回で42回目。

[広告]

 旺玄会(東京都台東区)は、1932(昭和7)年に設立された美術団体。同会は、美術部教授や講師を中心に1970(昭和45)年に旺玄会の沖縄支部として発足。会員数は現在12人。毎年1回の大作品展、小作品展を開く。

 会場には会員それぞれが1~4点の計30点を出品。6~20号サイズを中心に、月桃や自然の風景を描いた油絵作品をはじめ、基地問題に焦点を当てた抽象作品、写真をコラージュした作品なども展示。そのほか、仮面をモチーフにした立体作品やペットボトルやチラシ、ビニールなど日常にあふれている素材を用いた立体作品なども。

 砂川恵光会長は「作家が自由なテーマ、表現方法で描いている。作品を通して、仕上げるまでのプロセス、作家の心理や葛藤などを想像しながら見てもらえたら」と話す。

 開催時間は9時~18時(金曜・土曜は20時まで、最終日は17時まで)。入場無料。今月26日まで。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース