那覇市の商店街が、全国の商店街を元気にする応援ソング「商店街ブギウギ」を作り、2月16日に第一牧志公設市場2階の特設会ステージで完成発表会を開く。
那覇市「頑張るマチグヮー支援基金」を活用し、那覇市中心商店街連合会(上原正敏会長)が制作する同応援ソング。著作権管理などのオペレーションを、一般社団法人なは市場振興会(那覇市牧志3)が担当する。曲作りを推進してきた同振興会の新里俊一さんは「震災からの立ち直り始めていた姿を見て商店街の持つ役割の大きさに気付かされていた。全国の商店街が元気になることを願って制作した」と話す。
自らは牧志市場でアンティークショップを経営する新里さん。「商店街は人々の心が集まる場所。ここが元気になれば地域が元気になる。全国の商店街が元気になることを目的とした応援ソング」と話す。そのため、沖縄の方言や地名などは出てこない。そこにあるのは日本全国の商店街を奮い立たすリズムと応援メッセージ。沖縄で活躍する比屋定篤子さんが歌う。
同振興会では昨年、那覇の市場テーマソング「マチグヮーパワー」を制作。市場のゆるキャラ「だちびんくん」と「ゆしびんちゃん」が、この曲に合わせて市内各地でPR活動に取り組んでいる。その経験を生かして今回の制作となった。全国で希望する商店街には無料で配布する予定(数量限定)。