糸満おばあの家で「沖縄生活交流プログラム」-おきなわの遠足

糸満のおばあの家を訪れ、畑仕事や沖縄料理作りなどを通して心の交流を目指す「沖縄生活交流プログラム」がスタートする

糸満のおばあの家を訪れ、畑仕事や沖縄料理作りなどを通して心の交流を目指す「沖縄生活交流プログラム」がスタートする

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 沖縄の新しい滞在プランや体験ツアーなどの創出を目指す「おきなわの遠足」(那覇市小禄、TEL 098-859-0124)は11月30日より、沖縄生活交流プログラム「おばぁのお家でお料理作ってゆったりするさぁ~」の販売を開始し、事業化への一歩を踏み出した。

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 同プログラムは、「沖縄の一般の生活を通して、心をつなげる交流の場作り」をコンセプトに、糸満市のおばあ(沖縄方言で、おばあさんの意味)の自宅に訪れ、おばあが育てた野菜などを収穫し沖縄料理をいっしょに作り、参加者全員で出来上がった沖縄料理を食べながら、沖縄の文化、風習、先祖や家族のつながりなどをテーマに交流を深める。そのほか、昔の毛遊び(もうあしび、毛は野原のことで、夜、若い男女が毛に集まり歌舞をして遊んだ)をまねて車座になり沖縄民謡と三線演奏を楽しむ時間も設ける。

 同プラグラムを主催する坂本健吾さんは「無料体験者のアンケートの回答を見ると、沖縄初体験者には少し向かないが2度、3度と訪れるリピーターには好評だった」と話す。体験者からの「親せきの家に遊びに行ったような気持ちになった」「心に響く沖縄の人情の温かさを感じた」「普通では体験できないいやしを得られた」「団塊の世代だが第2の人生の指針となった」などの感想に手応えを感じ、本格的な事業展開を決めたという。

 「これからは実際のプログラムを通して、内容や価格、販売方法などもブラッシュアップしてベストなものを作り上げたい」(坂元さん)とも。今後は沖縄本島北部を拠点にした新しいプログラムも開発する予定だという。

 プログラムは毎週金曜の催行予定で、実施時間は10時~16時。参加費は、1人=18,000円(最少催行人員2人)。現地集合・解散。ホームページから申し込む。

おきなわの遠足無料体験ツアー「オバアの家で料理習ってゆったりするさぁ~」(那覇経済新聞)

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