沖縄県酒造協同組合(那覇市港町2、TEL 098-868-1470)は来年2月中旬より、古酒ボトルセット「泡盛古酒 一唱三歎(いっしょうさんたん)」を県外向けに販売する。
同セットはすでに今年10月、県内土産品店などを中心に販売を開始。一度に3つの古酒が楽しめるとあって、観光客に人気の商品だという。内容は「海乃邦」(古酒10年25度)、「美ら海紀行」(古酒5年35度)、「南風」(ブレンド古酒43度)の1合ボトル3本セット。価格は2,310円。ネットでも販売している。
同組合は1976年、県内46カ所の酒造所が生産する良質な泡盛を仕入れ、徹底管理のもとで長期貯蔵し「古酒(くーす)」として、県外へ安定的に供給することを目的に設立された。翌年、東京、大阪、福岡にと営業所を設立し、泡盛の販路拡大を目指している。
同社の高良亨営業課長は「古酒の飲み比べができることで人気の商品。県外向けに少し内容が変わる場合もあるが、わしたショップで販売する。泡盛古酒を気軽に楽しんでもらえれば」と話している。