首里・龍潭通りに駄菓子店-ウインドーの絵は近所の子どもらが描く

ウインドーの絵は、毎月最後の日曜に古い絵を消して、近所の子らに新たに絵を描いてもらうようにする予定だという

ウインドーの絵は、毎月最後の日曜に古い絵を消して、近所の子らに新たに絵を描いてもらうようにする予定だという

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 那覇・首里の龍潭通り沿い、県立芸術大学近くに4月4日、駄菓子店「たーちまちゅー」(那覇市首里当蔵町、TEL 090-9782-7242)がオープンした。店名の「たーちまちゅー」は、沖縄方言で「つむじが2つある者」の意味で、「わんぱく、やんちゃ」の代名詞として使われる。「元気でわんぱくな子がたくさん来るようにとの思いを店名に込めた」(同店)。

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 店舗面積は約9坪。近所の子どもたちが描いた怪獣、うさぎ、女の子、虹などの絵で埋め尽くされた大きなウインドーが印象的な店内には、駄菓子類のほか、ミニカーなどのおもちゃなど約500アイテムが並ぶ。子どもらのリクエストで、湯沸かし器や店先にベンチも設置した。同店の屋良洋子店長は「値段は小さな子でも計算しやすいように5円、25円の商品以外はすべて10円単位にした」(同店)という。

 「ウインドーの絵は、めいが落書きしたのを近所の子が見て『自分たちも描きたい』と言い出し開放したのがきっかけ。また描きたいという子が多いので、これからは毎月最後の日曜に、古い絵を消して新たに絵を描いてもらうようにする予定」(屋良さん)。

 出店について屋良さんは「龍潭通りは商店が少なく、こうした店がなかったこともあり、地域の活性化に少しでも貢献できればと思い出店した。近くに小学校や中学もあるので、子どもたちが気軽に集まれる、元気になれる場所を提供できたら」と話している。

営業時間は10時~21時。

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