那覇・国際通りにほど近いニューパラダイス通りに4月26日、カフェ「cafeプラヌラ」(那覇市牧志1、TEL 098-861-0870)がオープンした。店名は、「クラゲの幼生」のことで、語感が気に入り付けたという。
店舗面積は17坪。席数は16席で、白と紫を基調にした店内には、高さにこだわったというカウンター席、壁には本などが置かれた棚が並び、テーブルやいすはリサイクル品を採用しデザインのバラエティ感を演出した。ドアや壁、天井などをオーナー自ら塗装したほか、道路側の窓を彩るステンドグラスや本棚を自作し、床のタイル張り替えなども行ったという。
メニューは、あめ色玉ねぎのペペロンチーノ(700円)やモッツレラのトマトソースパスタ(780円)などのパスタ料理をメーンに、コンソメピラフ(680円)、色々野菜のグリル(780円)、豚ソテーのパルサミコソース(750円)などの野菜・肉料理はじめ、アボガドのソテー・ラズベリーソース添え(620円)、チリコーンバター(420円)などのオリジナル一品料理も提供。手作りのスイーツも毎日2種類を用意する。日替わりランチ(700円)、パスタランチ(750円)も用意した。
ドリンクは、アッサム、ウヴァ(共に480円)、新鮮な果実を使った「季節のフルーツティー」(550円)、マサラチャイ(480円)など紅茶約10種を提供するほか、キャラメルオレ、マンデリンなどのコーヒー類、ソフトドリンク類、ビール、泡盛、約15種のカクテルも提供する。
カフェを切り盛りするのは滋賀県出身の今井一雄さん・近江さん夫妻。沖縄でカフェを出したいという5年来の夢を実現した。ティーアドバイザーの資格を持つ近江さんは「移住したのが3カ月前で店舗がすぐ見つかったのでコツコツと店作りを進めオープンした」と話す。
沖縄本島の西約40キロメートルに位置する慶良間諸島・渡嘉敷島で約3年間コックとして働いていたという一雄さんは、オリジナルソース作りが得意で「ドレッシングも手作りしている。いろいろなオリジナルソースを使った料理も今後提供したい。真心込めて作っているのでぜひ試してほしい」と、料理への自身を見せる。「写真集や図鑑などさまざまな本を用意した。1人でふらっと店に入って本でも読みながらのんびりしてもらえたら」(近江さん)とも。
営業時間は11時30分~23時(ランチタイム=11時30分~14時30分)。