那覇で「全日写連」沖縄支部展-会員18人が作品70点を展示

沖縄の伝統行事や祭、夕焼けに染まる海などの風景、子どもなど、バラエティー豊かな作品が並ぶ

沖縄の伝統行事や祭、夕焼けに染まる海などの風景、子どもなど、バラエティー豊かな作品が並ぶ

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 那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で8月19日より、写真展「全日本写真連盟沖縄支部展」が行われている。同展は、毎年1回開催しているもので今回で31回目。

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 会場では、同支部会員22人中18人がそれぞれ独自のテーマで作品約70点を展示。作品は四つ切りサイズで、判切りサイズの黒いパネルに飾った。ウンジャミ(旧暦7月に行われる海神に豊穣を祈願する祭)の伝統行事や首里文化祭などの様子をとらえた写真はじめ、花、夕焼けに染まる海、カツオの水揚げ、子ども、季節の移ろいを収めた写真などが並ぶ。フィルムカメラで撮影した作品の割合は全体の約半数で、フィルムで撮影した画像をパソコンに取り組み画像処理したものも。

 大城信吉支部長は「10周年ごとに記念作品集を発刊していて昨年は3冊目を発刊することができた。今回は40周年に向けての新たなスタート」とし、「会員の好きな作品を展示した。身近な写真から外国で撮影したものまでバラエティーに富んでいる。楽しめると思うのでぜひ見てほしい」とも。

 同連盟は、写真愛好家の団体で朝日新聞社が後援する全国的な組織で1926年に創設。全国に約800支部があり会員は約2万人。沖縄支部は1977年に設立、毎月の月例会のほか、年4回の撮影会、年1回の写真展を実施している。

 開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月24日まで。

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