那覇の地域情報誌「み~きゅるきゅる」がイベント-「開南」特集号発売で

最新号では「開南地名の由来」をはじめ、「戦後の復興と開南」「開南バス停のバスおじさん」「実録!開南24時」などを特集した

最新号では「開南地名の由来」をはじめ、「戦後の復興と開南」「開南バス停のバスおじさん」「実録!開南24時」などを特集した

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 那覇の地域情報誌「み~きゅるきゅる」を発行するNPO法人「まちなか研究所わくわく」(那覇市牧志3、TEL 098-861-1469)は8月29日・30日、最新号発行記念イベント「『開南?どこかいなん?』トーク&ウォーク」を開催する。「み~きゅるきゅる」は、沖縄方言で「目をきょろきょろする=みーぐるぐる」をもじった。

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 同誌は、那覇市中心部の特定地域にスポットライトを当て、その歴史や魅力などを紹介しているもので、同NPO法人のボランティアグループ「工房396」が取材編集にあたる。年1回の発行で、これまで「桜坂」「久茂地」「前島」「むつみ橋」を取り上げてきた。

 最新の「開南」号では、「開南地名の由来」をはじめ、「戦後の復興と開南」「仏壇通りの由来」「実直な働きぶりが人々の心を打つ 開南バス停のバスおじさん」「開南バス停で100人に聞きました!」「開南あまんくまんお散歩MAP」「実録!開南24時」「女性が支える農連市場 」などを特集した。価格は360円で、体裁はA4サイズ28ページ。

 当日のトーク企画では、「み~きゅるきゅる編集員が語る【おしゃべり編】」と題した座談会を開き、開南を取材した編集スタッフ3人が、取材時のエピソードや誌面では紹介しきれなかった「開南」の魅力を紹介するほか、参加者とともに開南の思い出や体験について語り合う。

 「朝と昼、夜の顔が違う開南をぜひ知ってほしい」と、「ウオーク」イベントも企画した。「実録!開南24時」「お散歩MAP」を取材した編集員がガイド役となり、活気に満ちた農連市場を訪ねる「早朝農連編」と、過去を伝える名所などを巡る「開南一周編」を、それぞれ行う。

 同誌の一柳亮太さんは「那覇の街の情報をまとめたものをただ読んでもらうだけでなく、今回のような座談会や街歩きなどで、街について話したり、実際に歩いて、見てもらったりすることで、もっと興味を持ってもらい、さらに深く理解してもらえたら。今後もいろいろ企画していきたい」と話す。

 トークの開催時間は29日20時~21時30分。参加無料。会場は、日本一狭い古本店「とくふく堂」(牧志3、TEL 090-1703-0922)の店先。翌30日に開催されるウオークは、早朝農連編=4時~5時30分、開南一周編=10時~12時。集合場所は、開南バス停(サンライズなは通り側)。参加資格は、「開南」号の入者(当日購入も可能)。詳しくは、工房396(TEL 070-5573-0396、一柳さん)まで。

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