会員制天ぷら店がランチ営業開始-「シマンチュカレー」提供

シマンチュカレーでランチ営業を始めた会員制天ぷら専門店「天久テラス」(写真=外観)

シマンチュカレーでランチ営業を始めた会員制天ぷら専門店「天久テラス」(写真=外観)

  • 0

  •  

 会員制天ぷら専門店「天久テラス」(那覇市天久、TEL 098-863-0294)は1月15日より、島唐辛子を使った「シマンチュカレー」を開発しランチ営業を始めた。

[広告]

 同店は、自由な発想で数多くのメニューを生み出している人気店で、現在会員数は1,500人。1,200坪の広大な敷地内にある同店オーナーの中村守さんの自宅を改装した約200坪の店舗は、VIPルームのほか、ラウンジ、個室、テラス席が設けられている。客席数は、1階=50席、2階=50席の計100席。外観は大きな窓が特徴の欧風造りで、内装は白と茶を基調にした高い天井の空間となっている。

 ランチ営業の開始について中村さんは「天ぷらコースの最後にカレーを出していて好評だった。ランチでも食べたいという要望があったのと、3つのまったく違うタイプのカレーを開発できたことが始めるきっかけ。一般の方にも是非味わってほしいと思い、ランチのみ会員制を取りやめた」と話している。

 シマンチュカレーは、県産の島唐辛子で辛さを出しているいるのが特徴。「沖縄には島唐辛子を泡盛に漬けたコーレーグースという香辛料があるがそれとは別物。泡盛くささがまったくなく、味もない。独自の方法で島唐辛子の辛味だけを抽出した」(中村さん)とも。ちなみに「シマンチュ」は、沖縄方言で「島の人、沖縄」を意味する。

 シマンチュカレーは、海の幸とココナッツ風味の「シーフードカレー」、トマトの酸味と旨みの「トマトカレー」、カモや豆腐やねぎなどの和風の「カモネギカレー」の3種。辛さは3段階から選べる。1=りきや~(秀才)、2=がぁじゅ~(頑固)、3=うりひゃ~(感嘆符)と順に辛さが増す。

 「店は天久の高台にあり、眼下に広がる那覇港や空港を臨む景色の中で、ほかにはないシマンチュカレーを是非味わってほしい」(中村さん)と話している。

 価格はシマンチュカレー3種ともサラダ、ドリンクが付いて1,000円。ランチ営業時間は12時~14時。要予約。日曜、祝祭日定休。

会員制天ぷら専門店 天久テラス

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース