沖縄ファッションアート学院がファッションショー-学生が手掛けた100点披露

左からショー実行委員の宮城恵一郎さん、仲真良平さん、大城藍佳さん、福原真由美さん、町田若夏子さん

左からショー実行委員の宮城恵一郎さん、仲真良平さん、大城藍佳さん、福原真由美さん、町田若夏子さん

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 沖縄ファッションアート学院(那覇市樋川2、TEL 098-855-6975)は1月24日、創立20周年を記念したファッションショー「ART BOX Okinawa Fashion Art Academy 20th Anniversary」を「浦添市てだこホール」(浦添市仲間)で開催する。

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 今回のショーのコンセプトは「感謝の心」。20周年を迎え、「これまでに携わってきた人たちへ感謝の気持ちを『ART BOX』に詰め込んでプレゼントする」という。

 作品を出展するのは、服飾造形科1年生、服飾研究科2・3年生の22人で、2つのチームに分かれ、人間の外見や様子からインスピレーションを得てデザインする「APPEARANCE(アペアランス)」、チェックやストライプ、無地の生地にさまざまな工夫やテクニックを凝らした「skill & cloth(スキル・アンド・クロース)」をテーマに、1人3点ずつ作品を仕上げた。そのほか、卒業生約10人の作品も出品され、ショー全体では100点以上を披露。ショーの構成、演出、選曲や照明も学生自らが行い、ショーのフィナーレでは生バンドによるライブも予定。モデルやヘアメーク、映像はプロへ協力を依頼した。

 実行委員長の服飾研究科2年生の宮城恵一郎さんは「デザイン、パターン起こし、モデルとの仮縫い、本縫いなど作品作りと並行して、ショー自体も長い期間をかけて準備してきた。作品やショーの演出も含めてぜひ成功させたい」と、ショーへの意気込みを語る。

 同院の兼城美幸学院長は「少ない人数でチャレンジすることになったが、時にぶつかり合いながらも皆が協力して何とか頑張ってくれた。大変だったと思うが、服を作るだけでは学べないことをたくさん学んでくれたと思う」とし、「展示会やファッションショーには毎回、年代を超えてたくさんの人に来ていただいている。学生たちのそれぞれの個性あふれる作品を楽しんでほしい」と話す。

 開催時間は14時~、16時~、19時~の3回公演。入場料は1,200円(当日1,500円)。

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