首里高染織デザイン科が「そめおり展」-3年間の成果を作品で披露

会場には、着尺38作品、帯19作品、タペストリー19点をはじめ、デザイン工芸作品、公募作品、協同製作した縦2.5メートル×横10メートルの大壁画「琉球絵巻」なども多数展示する

会場には、着尺38作品、帯19作品、タペストリー19点をはじめ、デザイン工芸作品、公募作品、協同製作した縦2.5メートル×横10メートルの大壁画「琉球絵巻」なども多数展示する

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 パレットくもじ6階・那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で1月27日より、県立首里高校染織デザイン科3年生による卒業作品展「そめおり展」が開催されている。開催は今回で49回目で、同科創立50周年記念も兼ねた。

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 同科の生徒38人が3年間学び研究してきた成果を発表する同展。会場には、着尺38作品、帯19作品、タペストリー19点をはじめ、照明器具のシェードをデザインした工芸11作品やりゅうぎん紅型デザイン公募に出展した19作品、全国きものデザインコンクールジュニアの部受賞作品、毎日DAS高校生デザイン賞テキスタイル部門の受賞作品のほか、協同製作した縦2.5メートル×横10メートルの大壁画「琉球絵巻」なども展示する。作品の近くには、作者の名前やタイトル、作品に対する思いをつづったプレートも添える。

 そのほか、同科創立50周年を記念して生徒自らで製作した記念映像の上映、卒業生の作品の展示や同科の歩みを紹介する年表、歴代の同展のポスターやアルバムなどを展示する特設ブースも設けた。

 「中学生の時にこの作品展を見て染織デザイン科に入った。3年間頑張ってきたので、多くの人に見てほしい」(同科3年生の牧野葉月さん)、「3年間の思い出が詰まった作品なので、見た人にその思いが伝わるれば」(遠藤美花さん)、「辛いことや、作品が仕上がった時の達成感など、その時の思いをプレートに記しているのでぜひそれも読んでほしい」(松田美莉さん)と、それぞれ来場を呼びかける。

 開催時間は10時~18時30分(最終日は17時まで)。入場無料。2月1日まで。

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