結納プロデュース会社が琉球漆器を使った結納商品を発売

琉球漆台を使った結納商品「かなさ」を発売

琉球漆台を使った結納商品「かなさ」を発売

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 ビジネスマナー研修や結納プロデュース事業を展開する「いろは会」(那覇市古島1、TEL 098-887-1168)は昨年4月、沖縄の伝統工芸琉球漆を使った結納商品「かなさ」を発売し好評だという。同様の商品としては沖縄では初めて。「かなさ」は沖縄の言葉で「愛らしい、愛しい」の意味。

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 同商品は、寿留女(スルメ)、勝男武士(カツオブシ)などの結納品を乗せる台に琉球漆器を使っているのが特徴。同社の上間弘子社長は「結納後も新婚家庭で使えるようにできないかと考えたのが開発のきっかけ」と話している。琉球漆台は、天板と脚は簡単に取り外すことができ、天板は黒と赤に片面ずつ塗り分けられている。「雛人形の飾り台として、また料理をのせるお皿やおぼんとしても使える。お祝いやTPOに応じて使ってほしい」(上原さん)とも。

 同社は、結納品の商品開発から結納に対する相談や商品選び、会場選び、結納の進行や講習会など、結納に関する事業を幅広く展開。同様の業態は沖縄では初めてとなる。知人の結納に出席しその間違いを目にしたのをきっかけに、より多くの沖縄の人に正しい結納の作法やすばらしさを伝えたいと4年前に会社を立ち上げたという。

 「来店者の約8割が県内者と県外者のカップル。習慣や文化の違いを踏まえきちんとした結納を行ない幸せになってほしい」(上間さん)とも話している。

 価格は、結納品7品目と琉球漆台2枚セットが78,750円、同9品目と琉球漆台3枚セットが103,950円。

いろは会

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