那覇・港町に「沖縄そば店」-元IT系会社員、50歳を機に脱サラ出店

他店との差別化を考え、女性にも居心地のいい空間作りやをサービスを目指した

他店との差別化を考え、女性にも居心地のいい空間作りやをサービスを目指した

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 那覇市沿岸漁協近くに5月29日、沖縄そば店「沖縄そば屋 港町そば」(那覇市港町2、TEL 098-861-1411)がオープンした。

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 店舗面積は約15坪。席数は23席。落ち着いた雰囲気の店内は、「他店との差別化するために、女性にも居心地のいい空間を目指した」(同店)という。ベンチシートやテーブル、店内の塗装などは、オーナーの長谷川哲さんが自ら手がけた。

 メニューは、「豚骨をじっくり煮込みこくがあるがあっさりしたスープに、独自レシピのこしのあるもちもちの麺」(同店)という沖縄そばがメーン。玉子焼きと軟骨ソーキ(豚のあばら肉)がのった白コクそば(420円)、軟骨ソーキをバーナーであぶった「あぶりソーキそば」(520円)、肉なしそば(350円)、お子さまそば(250円)を提供する。長谷川さんは「あぶりソーキの香ばしさやおいしさを味わってほしいと思い別皿で提供している。ワサビとからしでぜひ食べてほしい」と話す。

 そのほか、あぶりソーキが盛った「あぶり丼」(黄身付き、550円)、沖縄風炊き込みご飯の「じゅーしー」(80円)、ガス釜で炊いたごはん(60円)なども。

 出店について、長谷川さんは「IT関連の仕事をしていたが、50歳を機に飲食店がやりたくなり、いろいろ調べている時に『いしぐふー沖縄そば起業支援塾』を知った。『これだ!』と思い昨年12月に沖縄に移住し、約3カ月の修行を経て出店にこぎ着けた」と振り返る。

 「仕込みの時間を利用してコーヒーを150円で提供しているほか、券売機で3枚つづり、4枚つづりを購入すると割引サービスが受けられるなど、他店との差別化を図っている。女性客の利用も多いのが特徴。今後は、野菜そばやスイーツなどメニューを増やしていきたい」と意気込む。

 営業時間は、モーニングコーヒー=7時30分~9時、ランチ=11時~17時。日曜・祝日定休。

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