那覇で「全流秀作写真選抜展」-優秀賞・入選作品などを再展示

過去1年間に県内、県外で開催された公募展の上位入賞、入選作品のほか、各グループ展の中から、主催した写真団体が推薦する優秀作品を一堂に集め再展示する

過去1年間に県内、県外で開催された公募展の上位入賞、入選作品のほか、各グループ展の中から、主催した写真団体が推薦する優秀作品を一堂に集め再展示する

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 那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で10月20日より、「全琉秀作写真選抜展」が始まった。今年で20回目を迎え、記念として沖縄県青年会館(久米2)で、写真フォーラムや懇親会も開かれた。

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 同展は、過去1年間に県内、県外で開催された公募展(沖展、県展、二科展、おきなわ・那覇観光展など)の上位入賞、入選作品のほか、各グループ展の中から、主催した写真団体が推薦する優秀作品を一堂に集め再展示するもので、沖縄県の写真文化の高揚と写真技術向上、交流に寄与することを目的に開催している。

 会場には、写真団体やサークル40団体の作品200点を展示。自然や動物、生き生きした子どもの表情、沖縄の伝統行事、生活の一場面をとらえた作品など題材はバラエティーに富む。そのほか、20周年を記念して高校生コーナーを設け、今年の写真甲子園で優勝した南部工業高校、2位の真和志高校をはじめ、首里高校、那覇工業高校などの作品も展示する。最終日には、出品者が創作への思いを語る合評会も予定。

 沖縄県写真協会の金城幸彦会長は「展示会の期間が短い、開催場所が遠いなどで作品を見逃すことも多く非常に残念。過去1年間の優秀作品を一堂に集め再展示を行うのは画期的で、こうした選抜展を行っているのは多分沖縄だけ。選抜展は、多くの写真家に夢と希望を与える素晴らしい内容だと思うので、今後も継続し発展させていきたい」とし、「写真甲子園での県勢の活躍ぶりは驚くばかり。協会や団体では生徒らとの交流などを通じて、県内の写真界を盛り上げていきたい」と話す。

 閲覧時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月25日まで。合評会は15時~。

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