那覇のインテリアショップで写真展-「南大東島の印象」とらえる

ヤフネさん愛用のローライカメラでスクエアに切り取った「南大東島の印象」を展示

ヤフネさん愛用のローライカメラでスクエアに切り取った「南大東島の印象」を展示

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 那覇・壺屋の浮島通り沿いのインテリアとスーベニアのショップ「GARB DOMINGO(ガーブ・ドミンゴ)」(那覇市壺屋1、TEL 098-988-0244)2階ギャラリーで12月5日、写真家・ヤフネ  アキヒロさんの個展「空ヲ見ニイク」が始まった。同店が個展などを行うのは初めて。

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 作品は「南大東島の印象」をとらえた28点を展示する。建物や景色、南大東島の子どもや人たちなど、愛用のローライカメラでスクエアに切り取り、その印象を伝えるために1枚1枚自らプリントしたという。

 ヤフネさんは「たまたま訪れた南大東島は、沖縄県で唯一近代になってから東京都八丈島からの移住者により開拓された島で、防風林の松並木や神社など、これまで訪れた沖縄の島々とはまったく違った印象を受けた」とし、「海が見えない景色の中にいると島にいるという感覚が薄れ、どこか日本の山村にいるような錯覚を覚えた。そんな不思議な感覚を閉じ込めるように1枚1枚シャッターを押した」と制作のきっかけを振り返る。

 「島で感じた印象のすべてを見せることはできないが、南大東島で過ごした時間と記憶を一緒に感じてもたえたらという思いでストーリーを組み立てたので、ぜひ見てもらえたら」とも。

 写真展は10時~18時30分。入場無料。今月13日まで。会期中は無休。

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