沖縄初のリード使用「ルームフレグランス」-沖縄と天然にこだわり

フレグランスを琉球ガラスの専用容器に注ぎ、リード(竹棒)に浸し揮発させるルームフレグランス「CHILL NOTE(チル・ノート)」(写真提供:琉美産業)

フレグランスを琉球ガラスの専用容器に注ぎ、リード(竹棒)に浸し揮発させるルームフレグランス「CHILL NOTE(チル・ノート)」(写真提供:琉美産業)

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 観光関連商品やオリジナルブライダルジュエリーなどの企画・開発・販売を手がける琉美産業(那覇市識名1)は12月19日より、リード(竹棒)で揮発させるルームフレグランス「CHILL NOTE(チル・ノート)」を沖縄県内で販売する。販売は沖縄三越のみ。

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 同商品は、沖縄のアロマエッセンスを調合したフレグランスを琉球ガラスの専用容器に注ぎ、リード(竹棒)を浸して揮発させるもので、フレグランス、リード、琉球ガラスがセットで、「シークヮーサーとシトラス」「月桃とハーブ」「南国のフルーツとフラワー」の3種をラインアップする。フレグランスは、天然素材から抽出したアロマエッセンスを調合したフレグランスのみを使い、琉球王国に献上された辺戸の聖水「アムスイのわき水」や「久高島のハイビスカスフラワーエッセンス」などを使うこだわりも。

 「とにかく沖縄と天然素材にこだわった。火や電気を使わず安全や環境の面からもリードを使ったスタイルが今後主流になると思う。香りはもちろん、容器にもこだわり、インテリアにもマッチするようデザインを何度もやり直し完成させた」と、同社の具志堅宗秀専務取締役。

 開発については、「観光客が沖縄に何を求めているのかを突き詰めていくと、癒やしやリラックスというワードに行き着く。現代は心のぜいたくを重視する傾向にあり、自宅にいながら沖縄の癒やしやリラックスを体現できる環境がつくれないかと、嗅覚(きゅうかく)や視覚に訴えるインテリア・フレグランスというアイデアが出てきた。完成まで約1年半を要した。」と振り返る。

 「沖縄発信のフレグランスとしてブランドを確立するために、販売先をセグメントし沖縄三越のみとした。第2弾も予定している。観光記念品だけでなく贈答、ブライダル、オフィスなどでも需要も見込んでい」とも。

 商品は、3種共にシングルセット(200ミリリットル=12,600円、500ミリリットル=18,900円)、3点セット(200ミリリットル=3万1,500円)、詰め替え用リフィールボトル(200ミリリットル=3,150円、500ミリリットル=7,350円)を用意。

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