那覇に「あぐー」せいろ蒸し専門店-恩納村の店舗が那覇初出店

せいろにまず野菜を敷き詰め、その上にあぐーを乗せて蒸し上げ、あぐーで野菜を巻き雪塩(宮古島産)かオリジナル中華だれで食べる(写真提供:しまぶた屋)

せいろにまず野菜を敷き詰め、その上にあぐーを乗せて蒸し上げ、あぐーで野菜を巻き雪塩(宮古島産)かオリジナル中華だれで食べる(写真提供:しまぶた屋)

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 沖縄在来豚アグー「やんばる島豚あぐー」のせいろ蒸し料理で知られる「沖縄料理しまぶた屋」(恩納村)は11月27日、那覇・久茂地に2号店「スチームダイニング しまぶた屋」(那覇市久茂地3、TEL 098-861-2739)を出店した。

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 店舗面積は約20坪。席数は47席で、カウンター席、テーブル席、半個室も設ける。エントランスの大きなシャンデリアが目を引く店内は、赤瓦でデザインされたしっくいの壁やしっくいシーサー、花笠など、沖縄をイメージしたアイテムで演出。「恩納村の店舗が落ち着いた雰囲気なので、那覇店はそれとは逆に派手にした」と、同店オーナーの松田大さん。

 せいろ蒸し料理は利用客自身が蒸すスタイル。せいろにまず野菜を敷き詰め、その上にあぐーを乗せて蒸し上げ、あぐーで野菜を巻き雪塩(宮古島産)かオリジナル中華だれで食べる。蒸し上がりは砂時計を使う。松田さんは「蒸すという調理法にこだわり、食材はやんばる島豚あぐーと全国から旬の有機野菜を取り寄せている。蒸すことで余分な脂が落ちうま味が凝縮する。野菜も本来のおいしさが味わえる。おすすめは雪塩で、あぐーや野菜の甘さが際立つ」と話す。

 メーンメニューは、せいろ蒸しセット(やんばる島豚あぐー=1,800円、やんばるイノブタ=2,400円)で選べ、季節の有機野菜にあぐーの竹筒つみれが付く。そのほか、あぐーのミヌダル(1,200円)、産地直送蒸し有機野菜のバーニャカウダー(880円)など蒸し料理10種、あぐーのヒレカツ(880円)などの揚げ物6種、あぐーの豆腐チャンプルー(700円)などのいため料理5種、琉美豚のラフテー(680円)など一品料理9種、しまぶた屋のぶたサラダなどサラダ4種なども。

 ドリンクは、梅酒、角ハイボール、焼酎、ワイン、泡盛、ビール、ソフトドリンクなどをそろえる。

 那覇への出店について、松田さんは、「恩納店は季節により売り上げが変動することや、那覇にあぐーのせいろ蒸し店がないこともあり出店を決めた」とし、「忘年会や新年会で一度試してもらえたら」とも。

 営業時間は17時~24時。日曜定休。

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