那覇・金城に「つけ麺」専門店-粟国の塩使用「塩つけ麺」で差別化図る

沖縄の人の嗜好(しこう)に合わせ塩だれ、しょうゆともに薄味とし最後まで飲み干せるようにしたという(写真は塩つけ麺)

沖縄の人の嗜好(しこう)に合わせ塩だれ、しょうゆともに薄味とし最後まで飲み干せるようにしたという(写真は塩つけ麺)

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 那覇・ジャスコ那覇店近く国道221号沿いに12月7日、つけ麺専門店「沖縄つけめん でんべえ」(那覇市金城5、TEL 098-857-6776)がオープンした。

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 店舗面積は約12坪。席数はカウンター10席。昭和レトロをイメージしたという店内は、裸電球や木のひさしなどで演出する。製麺機や小麦粉などが置かれた製麺室も設けた。

 メニューは、つけめんをメーンに、塩だれベースの「塩つけめん」(650円)、しょうゆベースの「つけめん」(600円)を用意。具はチャーシュー、ネギ、ナルトなどが入る。味玉つけめん(700円)、ネギつけめん(700円)、チャーシューつけめん(800円)のほか、ラーメン(600円)、チャーシューメン(800円)も。味付き玉子、ネギ、ワカメ、生卵、メンマ、チャーシューのトッピングも用意する。

 同店オーナーの玉村芳資さんは、「沖縄つけ麺を名乗っていることもあり、スープは沖縄の人の嗜好(しこう)に合わせ塩だれ、しょうゆともに薄味にし、最後まで飲み干せるようにした。しょうゆベースのつけ麺めんは客が好みで濃さを調整できるようタレを置いた」とし、「他店との差別化を図るため、塩つけ麺に力を入れている。粟国島の塩を使い魚介スープと麺のおいしさがより際立つように仕上げた。沖縄そばの香辛料として使われるコーレーグース(島唐辛子の泡盛漬け)を途中で入れるも提案。味の変化が楽しめ、コーレーグースの辛みが好評を得ている」と話す。

 「麺は自家製麺でストレートの中太麺。麺をたくさん食べてほしいと思い、中盛り、大盛りとも同じ値段にした。まだ試行錯誤の段階だが、地域の人に愛され、長く商売を続けていけるようになれば」とも。

 営業時間は、月曜~金曜=11時30分~15時・、18時~22時、土曜・日曜・祝日=11時30分~21時。水曜定休(1月1日~3日は営業。同4日~6日は休業)。

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