那覇の画廊で「幻想画家展」-世界の画家16人の作品40点を展示

人間の身体をモチーフに生と死、苦悩や不安、恐怖、怒り、喜び、社会風刺といったさまざまなメッセージが込められた幻想的な作品約40点を展示

人間の身体をモチーフに生と死、苦悩や不安、恐怖、怒り、喜び、社会風刺といったさまざまなメッセージが込められた幻想的な作品約40点を展示

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 那覇・泊ふ頭ターミナル「とまりん」近くの画廊「ギャラリーアトス」(那覇市前島3、TEL 098-863-9510)で5月18日、幻想的な作品を表現する作家16人の作品展「エロス的身体の絵画表現」が始まった。

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 作品の多くは人間の身体をモチーフにしたもので、生と死、苦悩や不安、恐怖、怒り、喜び、社会風刺、ユーモアといったさまざまなメッセージを独自の世界観で仕上げた約40点を展示。油彩画、リトグラフ、コラグラフ、フォトリトグラフ、銅版画、彫刻などさまざまな手法を用いた作品が並ぶ。

 ミッシェル・アンリコをはじめ、ジャン・カルズー、ブリッソン、デフォッセ、ボンフォア(以上フランス)、パウル・ヴンダーリッヒ、ブルーノ・ブルーニ(以上ドイツ)、アドアルマ(オランダ)、ヘルマン・ブラウン、レオノール・フィニー、ゴヤフリオ(以上アルゼンチン)、池田満寿夫、東逸子、手代木克信、大城皓也、山城芽(日本)など。特別展示としてニューヨーク在住の北島志織の作品も。

 同展を企画した同ギャラリー代表の長嶺豊さんは「沖縄ではあまり開催されない作品展で、世紀末を終え夜が明けたかに見えたが現代だが世界情勢を見るとまだ世紀末の影響を引きずっているように見える。こうした時代だからこそ改めて人間の本質の表現した作品思い企画した」とし、「生と死を予感させる美しさの表現が面白い。作品を通していろいろ感じてもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~18時。日曜・月曜定休。今月30日まで。作品は販売も行う。

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