桜坂劇場で自主制作映像コンペ「沖縄映像祭」開催へ-作品募集

審査委員長に塚本晋也監督を迎え、浦田秀穂撮影監督、真喜屋力桜坂劇場支配人などが審査にあたり、グランプリを獲得した作品には賞金20万円を贈る

審査委員長に塚本晋也監督を迎え、浦田秀穂撮影監督、真喜屋力桜坂劇場支配人などが審査にあたり、グランプリを獲得した作品には賞金20万円を贈る

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 沖縄映像祭実行委員会は現在、11月19日~21日の3日間にわたり桜坂劇場(那覇市牧志3)で開催される自主制作映像コンペディション「沖縄映像祭2010」の作品を募集している。開催は4年ぶり3回目。

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 同祭は、「荒削りでもいい、自由で独創的な作品」をスローガンに、「沖縄発、世界行き」の作品を世に送り出そうと企画したもので、「何だかわからないが面白いものに出合いたい」という場の提供を目指しているという。

 応募作品は、テーマ、ジャンル、上映時間、他コンペ出品の有無も問わないが、自主資本で製作したものに限る。同委員会が上映ノミネート作品を選出する。審査委員長に「鉄男」「バレット・バレエ」「ヴィタール」「悪夢探偵」の監督で知られる塚本晋也さんを迎え、浦田秀穂さん(撮影監督「クローンは故郷をめざす」「KAMATAKI-窯焚-」)、真喜屋力さん(桜坂劇場支配人)などが審査にあたる。グランプリを獲得した作品には賞金20万円を贈る。

 同委員会担当者は「カメラや編集ソフトの向上で誰でも映像表現を楽しめる状況になってきた。ほかの人に作品を見てもらうことで映像表現への意欲を高めたり、次の作品作りに役立てたりしてほしい」とし、「スローガンにあるように『荒削りでもいい、自由で独創的な作品』を求めている。何か表現したいこと、訴えたいことが一つでもあれば気軽に応募してほしい」と呼びかける。

 公式サイトのオンラインフォームで応募を受け付けている。募集締め切りは8月31日。

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