見る・遊ぶ

那覇で「やちむん会」が作陶展-シーサー、花器、陶紙作品など力作300点

実用的な食器類から抽象的なオブジェ作品まで多彩な作品が並ぶ

実用的な食器類から抽象的なオブジェ作品まで多彩な作品が並ぶ

  • 0

  •  

 リウボウホール(那覇市久茂地1、TEL 098-867-1171)で10月20日、「やちむん会」会員による年1度の作陶展「やちむん会展」が始まった。

[広告]

 同会はプロやアマの垣根を越えた民間団体で、設立41年目を迎える。当初、沖縄陶芸の収集や研究をはじめ、会誌の発行などを中心に活動してきたがその後作陶にも挑戦。以来、毎年1回の作陶展を行い、今回で26回目。現在会員は23人。

 会場には、さまざまな表情を見せるシーサーをはじめ、大皿や平皿、小鉢などの食器類、茶器、酒器、花器、抽象的なオブジェなど作品約300点が並ぶ。陶紙を用いた折り鶴やあんどん、植物を生けた花器と詩を一つの作品として展示するなど表現も多彩。作品近くには作者のプロフィールを添える。

 同会の神村孝司会長は「作家それぞれの個性が作品に出ている。さまざまな技法を用い、自分の表現したい形や色を求めいろいろチャレンジしている。自分の感性に合ったものを見つけ楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時30分~19時30分(最終日は18時まで)。入場無料。今月25日まで。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース