那覇を中心に主要幹線道路の事故や故障による渋滞情報を無料でメール配信する「どこがドット混む」が9月12日、サービスを開始した。運営は、情報配信業を手掛ける「どこがドット混む」(宜野湾市)。
同サービスは、沖縄への地域貢献を図ることを目的に、メール会員からの投稿情報をもとに警察に事故の有無などを確認し会員へ渋滞情報を提供するもの。配信は通勤時間帯(平日7時~9時)に限定している。
対象道路は、那覇に至る国道=58号線、329号線、330号線、331号線、県道=29号線、82号線(環状2号線)、221号線のほか、沖縄・那覇空港自動車道などだが、今後、エリアを拡大していく予定。そのほか、国道330号線の宜野湾市嘉数にライブカメラを設置し、ホームページ上で渋滞状況が一目で分かるようにした。ライブカメラの設置も順次進めていく予定だという。会員数は約400人(11日現在)。
奥浜正樹社長は「事故渋滞を事前に知ることで、交通手段の選択肢が増え、それが渋滞の影響を最小限に抑えることにつながる」とし、「年内にモデルを構築し、全国展開していきたい」と意欲を見せる。
登録・利用料は無料。ホームページのQRコードを読み込むか、メールアドレスからも登録できる。