那覇・鏡原町の「洋風居酒屋とらっとり屋」が2月2日、沖縄そばやタコス、定食料理などを提供する飲食店に業態を変更し、店名を「ココナッツ食堂」(那覇市鏡原町8、TEL 098-851-8180)としてリニューアルオープンした。
店舗面積は約40坪。席数は50席。古民家を改装した店内は、ネオンサインやナンバープレートなど、アメリカの雑貨などで演出する。カウンター席のほか、掘りごたつ式の座敷、パーティールームを設ける。
「化学調味料をほとんど使わず、だし取りなどきちんと行い、手間暇かけた沖縄料理や洋食」(店主の祖慶諭さん)を提供する同店。ランチタイムは、豚とかつお節のダブルだしの沖縄そば「軟骨ソーキそば」(650円)をはじめ、ココナツ風味のスパイシーな「エビカレー」(700円)、「タコライス」(600円)、「煮付け定食」(650円)、「お子さまカレー」(500円)などの定食メニュー8種を用意。タコライス、カレー、煮付けはテークアウトにも対応する。
ディナータイムは、「チキンから揚げ」「ニンニク丸揚げ」(以上300円)、「シーダーサラダ」「鶏軟骨の空揚げ」「軟骨ソーキの黒こしょう焼き」(以上500円)などの一品料理もそろえる。自家製ラスク(150円)、ハニートーストなどのデザートも。泡盛のオリジナルボトルも用意。
祖慶さんは「夜が遅く近隣へ迷惑をかけていたことなどもあり、小さなお子さんから年配の方にも利用できる店に業態を変更した。オープンしたばかりだが、近所に住む方々からもいろいろアドバイスをもらっている。それにまずは応えていきたい」と話す。
「夢はいろいろある。自分の畑で育てた野菜を使った料理も提供したいし、ケータリングサービスや移動販売などにもチャレンジしたい」と意欲を見せる。
営業時間は、ランチ11時30分~15時、ディナー18時~22時。火曜定休。