沖縄コンベンションセンター、周辺地区（以上、宜野湾市）と桜坂劇場、国際通り周辺（以上、那覇市）で開催される「第5回沖縄国際映画祭」の開幕まで1カ月近くに迫った。

沖縄国際映画祭のカウントダウンボードが2月1日からスタートしている（宜野湾市）

　開幕に向け、地域発信型映画の仕上げや、沖縄県内41市町村全てのご当地自慢CM制作などの作業と準備が加速している。2月1日には、宜野湾で開催日50日前のカウントダウンイベントが行われ、カウントダウンボードの表示が「サンフティーマ」と「ラグナガーデンホテル」の2カ所で始まった。

　さらに、今月19日に行われた映画祭のプログラム発表会見では、メーンとなる映像コンペディションには、これまでの「Laugh＆Peace部門」「Pachinko Movie Award 2013」などに加え、「クリエイターズ・ファクトリー」「にーびち映画祭」の2部門が新設されることが発表された。「Laugh＆Peace部門」の審査委員長は、世界的な映画監督であるジョエル・シュマッカーさんが務めることにも期待が集まる。

　プロデューサーの奥山和由さんは「この映画祭に関わる前に訪れたことがあったが、国内で行われている映画祭でこんなにスケールがあり、明るく前向きで元気になれる映画祭があるんだと感動した。才能を育てる映画祭として、ここから素晴らしい映画をつくる数多くの巨匠、作家が生まれることに期待している」とあいさつで述べた。

　開催期間は3月23日～30日。