ホームページの企画・制作を手掛ける「team和」(那覇市久茂地3、TEL 098-863-2928)が携帯向けの沖縄運転代行情報サイト「代行モンゴリアン」のテスト運用を開始した。本格実運営は2月中旬の予定。
昨年8月、伊平屋島で飲酒運転の教諭の車が同僚をひいて死亡させた事故をきっかけに、同社の植月明日香社長が「飲酒運転撲滅の一助になれば」と同サイトを開発した。サイト開発、運用とも無償で提供するという。
同サイトは、地域を選択し該当する代行業者名をクリックすると業者に電話がかかる仕組み。同サイトを携帯のブックマークに登録すれば、運転代行業者に2クリックでアクセスでき、「酔うと電話するのを面倒くさがる人でも簡単に使える」(植月さん)という。現在60事業所が登録され、今後さらに事業所や運転手の携帯電話番号の登録を募集する。
「今後、巡回している代行車両ドライバーからの情報を集約し、30分、1時間ごとに最新の空き情報をユーザーに提供することにより、利便性を向上させていく予定。是非多くの人に使ってほしい」(植月さん)とも。