沖縄の旧暦フォトカレンダー-写真系NPO法人が発売、原風景写真も

旧暦日付や伝統行事、六曜、干支、月齢などを中心にレイアウトし、新暦日付や新暦の行事・祝日などは小さく併記し、沖縄の古い街並みや懐かしい人々の暮らしぶりを写した写真で構成した

旧暦日付や伝統行事、六曜、干支、月齢などを中心にレイアウトし、新暦日付や新暦の行事・祝日などは小さく併記し、沖縄の古い街並みや懐かしい人々の暮らしぶりを写した写真で構成した

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 琉球弧の歴史や文化を記録した貴重な写真の収集・保存をするための公的な機関や施設の実現を目指すNPO法人「ちゅらしまフォトミュージアム」(那覇市安里2、TEL 098-869-8869)は11月1日より、同NPO法人プロデュースによる「旧暦フォトカレンダー2009 なつかしきオキナワ」を発売する。

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 カレンダーは太陰太陽暦を用いたカレンダーで、今も旧暦を重んじる沖縄の暮らしに欠かせない旧暦日付や伝統行事、六曜、干支、月齢などを中心にレイアウトし、新暦日付や新暦の行事・祝日などは小さく併記したほか、沖縄の古い街並みや懐かしい人々の暮らしぶりを写した写真15点で構成した。

 写真は1940~80年代に撮影されたのもので、テーマは「道」。大通り、四つ辻、路地、海の道や鉄道など、さまざまな道の貴重な写真が並ぶ。写真には、琉球民謡から「道」にまつわる歌や写真とイメージがつながる歌を選び、その一節を引用し訳も付けた。写真提供は、沖縄と深い関わりを持つ写真家山田實さん、金城棟永さん、同NPO法人代表の垂見健吾さんなど。

 スタッフの照屋有紀さんは「私たちの活動を知ってもらいたいと思い企画した。あえて新暦は申し訳程度に入れてユニークさを強調した。写真集としても楽しめると思う。月の満ち欠けなど、沖縄の季節を感じてもらえたら」と話す。

 価格は1,500円。サイズはA4(見開きでA3)。中とじ。県内書店や雑貨店、ファミリーマートの一部店舗、わしたショップで販売する。

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