居酒屋などの運営を手がける「てんてこまいグループ」(那覇市前島2)は2月28日、「JAPANESE ROBATA ぴかり魚(ぎょ)」(那覇市銘苅2、TEL 098-863-4832)をオープンした。同グループとしては4店舗目で、「炉端焼きの店は県内でも珍しい」(同店)という。
店舗面積は約90坪、席数は145席。木をふんだんに使った和のイメージの店内には、店舗中央に炉端式カウンターを設置。通路と個室の壁の内側にはいけすが設けられ、ガラスを通して泳ぐ魚が見られる。席の内訳は、炉端式カウンターには8席と4人掛け2卓、個室タイプ=9卓(テーブル席、2~4人掛け)、掘りごたつ席=17卓(4~18人掛け)、座敷=1室、最大36人収容できる個室も用意。「個室席を多くしたので家族連れでも回りを気にせず楽しめる。いけすが見られる席は人気が高い」(許田さん)。
メニューは魚料理がメーンで、沖縄県魚だけでなく本土からも旬の魚介類を毎日仕入れているという。刺身、サラダ、焼き魚、煮魚、揚げ物などメニューは約150種を数える。「新鮮な魚にこだわっている。刺身はもちろんだが焼き魚やマース(塩)煮が特におすすめ。魚料理に欠かせない日本酒、久保田や八海山、にごり酒などを約20種も取り揃えている」(許田さん)という。客単価は約3,000円。客層はビジネスマンが多いという。
同店の許田涼子マネージャーは「新鮮な魚はぴかぴかと光っている。そんな魚を提供したいという思いを店名に込めた」と話している。「囲炉裏の炭で焼かれる旬の魚介類の香りや音などをカウンターで是非楽しんでほしい」(許田さん)とも。
営業時間は17時~25時。無休。