那覇の市場を自作の獅子で練り歩く-活気作りの一助に

市場の活気作りのために、ほぼ毎日自作の獅子で練り歩きを始めた「島スタイル」(写真=店舗)

市場の活気作りのために、ほぼ毎日自作の獅子で練り歩きを始めた「島スタイル」(写真=店舗)

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 手作りアクセサリーショップ「島スタイル」(那覇市牧志3、TEL 090-3793-9634)のオーナー、高安修・かおりさんがは2月11日から、自作の獅子をかぶり市場の練り歩きを始めた。

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 那覇市出身の修さんは「地元の若い人がもっと市場に遊びに来るようにという思いと、またショップの宣伝も兼ねてトランジットマイルが始まったのをきっかけに、獅子をかぶり市場の練り歩きを始めた」と話している。練り歩きは、ほぼ毎日16時ごろに行なうという。「昔、市場はおしゃれなところで憧れだった。そんな子どものころの思い出があり、市場や通りの活気作りを手伝いたいという気持ちから、昨年11月にむつみ橋通りにショップをオープンした」(修さん)とも。

 同店の店舗は、面積は約1.5畳。パワーストーンを使ったチョーカーをメーンにブレスレットやピアス、イヤリングなどをすべて手作りで販売している。また、イラストレーターでもある高安さんが描いたイラストも扱う。「夫婦でサルサを踊っているが、市販のアクセサリーでは踊りにくくて自分たちで作るようになった。それが口コミで広がりネットで注文を受けて販売するようになった」(かおりさん)という。

 「独学でアクセサリー作りを始めたが、丈夫さには自信がある。プロに見てもらったら留め具の仕組みに驚いていた」(修さん)とも。客層は30代の女性が多く、チョーカーやブレスセット、ピアスをセットで購入する人が多いという。価格は500円から。

 「国際通りは、牧志公設市場のある市場本通りだけではない。周辺にはいろいろな通りがあり、それぞれ特徴がある。その楽しさを地元の若い人に少しでも分かってもらえたら」(修さん)と話している。

 営業時間は11時~19時。第2、第4日曜休日。

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