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那覇にワイン・日本酒の醸造酒をメーンにした立ち飲みバー

那覇・浮島通りにオープンしたワイン・日本の醸造酒に特化した立ち飲みバー「Kahu-si(カフーシ)」(写真=店内)

那覇・浮島通りにオープンしたワイン・日本の醸造酒に特化した立ち飲みバー「Kahu-si(カフーシ)」(写真=店内)

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 国際通りにほど近い浮島通りに3月1日、ワイン・日本酒の醸造酒をメーンにした立ち飲みバー「Kahu-si(カフーシ)」(那覇市松尾2、TEL 098-861-5855)がオープンした。

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 店舗面積は約8.5坪。白と濃い茶で統一された店内は、高い天井と約8人が立ち飲みできる4.2メートルのカウンターが特徴で、丸テーブル2卓、団体客用に4人掛けテーブル1卓を設けている。カウンターの下には鞄やバッグを吊り下げる金具を設置したほか、長時間立ったままでも疲れないよう足元には踏み台も設けるなど工夫を凝らしている。

 オーナーは金城正尚・早樹さん夫妻。正尚さんは利き酒師・焼酎アドバイザーの資格を取得しているという。東京で「恵比寿立ち飲み隊」グループを結成していたという早樹さんは「お酒を中心にした居酒屋を始めようと物件を探していたが、現在の物件を見て路面で天井の高いところが気に入り、すぐに『立ち飲み』をやろうと決めた」と話している。「立ち飲みで醸造酒に特化した店は那覇では初めてでは」(早樹さん)という。店名の「カフーシ」は、首里方言で「ありがとう」の意味。

 ワイン・日本酒は常時4~5種の銘柄を用意。銘柄は季節や味のバランスを考慮して1週間~2週間程度で入れ替えるという。「ブランドやネームバリューにこだわらず、自分たちがおいしい、飲みたいと思ったワインや日本酒を提供していきたい」(正尚さん)と話している。ワイン・日本酒は1杯500円から。

 フードメニューはすべて正尚さんの手作りで、東京で料理番組のディレクターをしていた経験を生かし約10種の創作料理を提供。クリームチーズの味噌泡盛漬け(400円)、スペインオムレツ・アリオリソース添え(500円)が人気だという。ナチュラルチーズは約15種を取り揃え白カビ、ウォッシュ、青カビ、ハードタイプから選べる。

 「1人で来る人も多く、隣同士ですぐに楽しく飲んで話している。そこが立ち飲みのいいところだと思う。気軽に立ち飲みを楽しんでほしい」(早樹さん)とも。

 営業時間は19時~24時。日曜・第4・第5月曜定休。

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