那覇・真地に6月上旬、歌声喫茶「花ことば」(那覇市真地、TEL 098-861-2375)がオープンした。
店舗面積は22.5坪で、席数は40席。店内にはテーブル席やカウンター席のほか、ステージも設ける。52インチのモニター2台と42インチのモニター1台を設置したほか、サラウンドスピーカーも導入し音響にもこだわる。モニターからは昭和の名作映画のワンシーンと主題歌が流れる。窓ガラスには1950~60年代のアメリカ映画のポスターをディスプレーし、通る人の目を引く。
メニューは、「歌い放題・泡盛飲み放題」(2,500円)、「歌い放題・ソフトドリンク飲み放題」(1,500円)のみ。カラオケは通信カラオケのほか、映画の主題歌が収録されたレーザーディスクもそろえ、約300曲を映像とともに楽しめる。
同店の垣花惠重さんは「懐かしの歌声喫茶で、中高年が『あのころ』を思い出しながら歌ってさらに元気になってほしい」とし、「利潤追求のためではなく、少しでも癒やしになれば」とほほ笑む。
県内で活動する歌手が所属しチャリティーショーなどを開催する「沖縄アロハ歌謡友の会」の会長も務める垣花さん。「店を所属会員のショーの練習場としても提供し、ハワイの県人会が計画している『ハワイ沖縄プラザ』の資金造成の役に立てられれば」と話す。現在は夜のみの営業だが、今後は昼の営業も検討していくという。
営業時間は18時~24時30分。「のどを守るため」にと店内は禁煙にする。